アンマーを聞きながら思うこと。
私の好きな曲です。
かりゆし58のアンマー。
旦那はバンド名が覚えられず、毎回数字が2少ないです。
56が言いやすいのか。
「アンマー」は、ボーカル・前川真悟が自身の母に向けて制作された曲で沖縄の方言で母を意味する。学生時代、前川は不良で母も手がつけられないほどだった。その後なんとか高校卒業し、バンドを結成。しかしインディーズCDを出すもまったく売れず、契約打ち切りまで追い込まれた。その時、前川は社会で生きていく苦しさを知り、母の苦しさも初めて知った。そして前川は恥を捨て「アンマー」を制作した。
とWikipediaに書いてありました。
お酒を飲みながら聞けば泣く曲です。
ベロベロ時はカラオケで自分で歌いながら泣きます。
夫婦で泣きながら歌うこともあります。
はたから見れば何と気持ちの悪い夫婦でしょう。
「強さ」の意味をはき違えて ケンカや悪さばかりをくり返し
勝手気ままに遊びまわる 本当にロクでもない私が
真夜中の静けさの中 忍び足で帰ったときも
狭い食卓の上には 茶碗が並べられていました
この歌詞のところで旦那は必ず号泣します。
身に覚えがあるのでしょう。
RSPもカバーしましたね。
居場所がないと決め付けて 嘘と朝帰りを繰り返し
”おかん”でいっぱいになった履歴見ては電源切りました
私はRSPの方のこの歌詞に身に覚えありすぎて辛い。
あの時はウザイなーとか思っていたけど、どんな気持ちで母が履歴がいっぱいになるまで電話をかけ続けたのか、考えると胸が痛くなります。
そしてどちらにもある歌詞がこれです。
アンマーよ 私はアナタに言ってはいけない
決して口にしてはいけない言葉を
加減もせずに投げつけてはアナタの心を踏みにじったのに
アンマーよ アナタはそれでも変わることなく
私を愛してくれました
これも身に覚えがあります。
ここに書くのも憚られる程ひどい言葉を投げつけました。
理不尽な怒りをぶつけ何度も八つ当たりをしました。
しかし歌詞と同じように、母は何も変わらず私を愛してくれました。
旦那もそうだったと言います。
反抗期を通ってきた大人の皆さんなら、少なからず身に覚えがあるのではないでしょうか?
有難いなぁと思うと同時に少し不安になりました。
将来そんなことが起きたとき、私は変わらず子供達を愛することが出来るだろうか。
今、子供に同じような言葉を投げつけられたとしたら、同じようなひどい言葉を言い返して険悪なムードになるような気がします。変わらずに愛することが出来るか不安です。
子供を愛する気持ちは誰よりも負けないと思っていたハズなのに。
私が母にひどいことを言ったのは高校生の頃でした。
子供達が高校生になるのは12年後ぐらい。
その頃になったら私も落ち着いて、許せるようになるのだろうか。子供の戯言と流せるようになるのだろうか。
私はまだまだ母親として未熟なようです。
- アーティスト: かりゆし58
- 出版社/メーカー: Pacific Records
- 発売日: 2011/07/27
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (6件) を見る