やっぱり私は大阪が好きだ。
このブログを始めたとき、何故か大阪出身ではないように装おう!と思った。
すぐに「あ、これ無理ww」って大阪臭バンバン出しまくりましたが。
生まれも育ちも大阪。
他県の方からむちゃくちゃに言われることがあっても、私はやっぱり大阪が好きなんです。
今日はそんな大阪の愛すべきおばちゃんのお話。
大阪のどこの地域にも必ず一人は存在するオモロイおっちゃんおばちゃん。
私の住む街にも存在します。
それは小さい頃から慣れ親しんだ商店街の豆腐屋のおばちゃん。
私「おばちゃん、こんにちはー」
オバ「いらっしゃい、…あら!どこのべっぴんさんかと思ったらりつちゃんやないの!あらチビちゃんまで!」
私「絹こし1個頂戴ー」
オバ「お母さんかお姉ちゃんの影に隠れて喋らんかったりつちゃんが子供まで産んで…」
私「おばちゃんその会話何回目ww」
オバ「そら私も年取るはずやなー」
私「おばちゃんまだ若いやん。ほんで絹こし1個やで。はいお金」
ここまででおばちゃん一切手動いてない。私の注文通ってないww
オバ「せやけど子供の頃から知ってる子が子供連れで来たら年取った気ぃなるもんやで」
私「いやいや、この子らが子供連れで来る時までまだまだ元気でいてもらわな困るわー」
オバ「ほんまー?ほなもうちょっと頑張ろかな」
私「うん。まだ元気で頑張って。ほんで絹こしいつ入れてくれるん?」
オバ「ほなとりあえずエステでも行くわ!生きがい増えたわー!」
捕まったら最後まぁとりあえず話が長い。
そして「まだ元気でおって欲しい」⇒「とりあえず外見から若々しく」になるおばちゃん。
健康面は病院の井戸端会議で毎日確認してますから。
しかしこういうおばちゃんの生きがいを作るのも、我々若者の役目だと私は思っています。
弱りかけたとき、「あぁ、もうあかん」と思ったとき
私の言った「うちの子らが子供連れで来る時まで元気でおって」
がほんの少しでも支えになれば良い。
だって私は、友達にいじめられて泣きながら豆腐屋の前を通った時
「お母ちゃんには内緒やで」
と何も聞かず店の隅で飲ませてくれた豆乳に救われたから。
豆腐屋のおばちゃんだけでなくて、
いじめっぽいことや悪さをしている子供を見つけたら
昔から叱らずにはいられない果物屋のおっちゃん。
商店街を現旦那と通った時
「お?いつ結婚すんねや!?」
と軽い一言で結婚の後押しをしてくれたお好み焼き屋のおばちゃん。
子供とコロッケ買いに行ったら
「一個おまけしといたるな」
と言ってくれる肉屋のおっちゃん。
こういう人情あふれる大阪というかこの街が好きだし
商店街のおっちゃんおばちゃん皆いつまでも元気でいて欲しい。
あ、豆腐はその後無事に入れてもらい、冷奴で美味しく頂きました。
絹こし1個買うまでに何分かかんねんほんま。