子供の頃嫌だった叱られ方から考える【我が家の叱り方ルール】
先日旦那から叱られました。
「子供にダメダメ言い過ぎ。何でもダメって言っとったらホンマにやったらダメなことが薄れる。お前の都合を押し付けるな」
と。
あれですよね。クレヨンしんちゃんの主題歌ですよ。
アレもダメ ダメダメ コレもダメ 時々
「ソレって大人の都合なんじゃないのー」
って歌詞。
中学生の頃、年の離れた妹と一緒に見て聞いた時には何とも思わなかったし、あー母からよく言われるなーと思ったぐらいなのですが、母親になって聞いてみるとグサッときます。
大人の都合なんじゃないの?と聞かれたら、そうかもと思うのです。
ダメダメ妖怪にとりつかれている。
旦那は親から頭ごなしにダメと言われるのが嫌だったそうです。
昨日は良かったのに?大人の都合で振り回すなよと思っていたらしい。
さすがリアルクレヨンしんちゃんと呼ばれてただけのことはある。
下品な行動も然ることながら、大人の言われて痛いとこを突くのが得意な子供だったようです。
せっかくなのでそんな旦那に、子供の頃嫌だった叱られ方を聞いてみました。
1)過去のことを持ち出す
旦那「何で○○なんてすんの!アンタはこないだも■■したし…って今○○のことで怒ってんねんやったら、■■のこと関係ないねんから言わんでええやんって思う」
あー耳が痛い。
同じくグサッときた方いらっしゃるのではないでしょうか。
夫婦喧嘩でもよく過去のこと持ち出してしまう方もいるでしょう。
私へのあてつけか?と思いながら聞いていました。
でも、確かにそうですよね。過去のことは今関係ない。
後で思い出し怒りするぐらいならその都度叱って、叱るのは1種類だけにしましょう。
2)説教が長い
旦那「長々ダラダラ…って話しても子供は5分ぐらいしか聞いてへんで」
これは私も同感です。
叱っている最中にテレビを見始める子供、これ反省してないんじゃなくて説教が長いからかもしれません。
ハナっからテレビ見てるのは反省してません。
ダラダラ叱っても頭に入るのはほんのひと握り。
短く、分かりやすく。親の頭の回転力が試されますね。
3)怒りの終わりが見えない
旦那「謝ったのにいつまでも怒ってますよオーラ出されんのはワケが分からん。そのくせ電話かかってきたら声変わって長電話して、電話終わってもまだこっちが泣いてたら「アンタいつまで泣いてんの」とか言いやがる。」
確かに親が延々怒りのオーラを出してたら怖い。
でちょろっと書いた我が家の喧嘩ルールにもある「謝った後はグチグチ言わない」ですね。
一通り叱って子供が納得した後は親も普通モードに切り替えろと言うことです。
4)どっちが怖いか
旦那「オカンのヒステリーな怒り方より、オヤジの淡々と怒る方が怖かったなー」
なるほど。
ガー!と叱るのしか見たことのない私には目からウロコ。
怒りを抑えながら、淡々と叱る姿は怖いらしいです。
中々難しいですけどねーこれ。
やっぱり一旦頭を冷静にしなければならないんですね。
旦那「あと、お前の”お姉ちゃんだから”って言う叱り方すんなって言うのも意味分からんねんけど。年上としての自覚は持たさんで良いん?」
まさかの私も物申されてしまいました。
誰もがなりたくて姉や兄になったわけではありません。
それを強要する言葉は使いたくないものです。
と書きました。
もちろんそれも理由なんですが、そもそも年上の自覚って必要?
じゃあ一人っ子や末っ子はいつその自覚が芽生えるの?
年下の子と遊んだり、幼稚園や小学校で後輩が出来た時ですよね。
兄弟間での年上の自覚なんて、そんなに必要ない気がします。
お姉ちゃんに関しては勝手に芽生えます。小さいお母さん願望がある子が多いですから。
お兄ちゃんも大きくなるにつれ自然に芽生える子が多いように思います。
親がわざわざ叱る時に姉・兄であること強要する必要はないと思うのです。
こんな感じで聞いてみたことで、何となくどう叱れば効果的か、どういう叱り方が嫌がられるかわかった気がしました。
すぐには無理かもしれませんが、我が家の叱り方ルールとして共有し、実践していきたいと思います。
ちなみに旦那が今までで一番嫌だったのはこれだそうです。
旦那「姉貴の化粧品で遊んだら、ごっついラジカセ投げられて3時間説教されたこと」
姉弟喧嘩の話です。
旦那姉弟の喧嘩は豪快です。
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