ままのおと

2児の母。今日も元気に爆走中。

お姉ちゃんがお姉ちゃんになる瞬間

 

私には姉ひとり、妹ふたりいます。

4姉妹ですね。若草物語ねーなんてよく言われました。

 

私も一応妹から見ると姉という立場なのですが、

姉は明らかに私とは違う。

 

彼女は、生まれながらのお姉ちゃんでした。

天性の才能。

職業:お姉ちゃん

 

「これどうしたら良いかな」と聞けば

嫌そうにでもどことなく嬉しそうに「しゃーないなー」と全てやってくれる。

 

頼られることに生きがいを感じる人です。

 

何事にも真面目。口が達者。

仕切ることを苦とは思わない。

というか仕切りたくて仕方がない。

 

そう、姉シナリオの上で私は踊らされるばかり。

 

意見を言えば、「そうじゃないでしょ。私はこう思うよ」という

姉シナリオでなくてはいけなかった。

 

それを疑問にも思わなかった馬鹿な私。

妹たちは反抗するので、姉は余計私に固執しました。

そして私はお姉ちゃんが決めてくれて楽だなー

と思うクズ思考の子供でした(笑)

 

小学5年の担任がディベート好きな先生で

その時、生まれて初めて自己主張をしました。

 

あの先生がいなかったら、姉シナリオに沿うだけの

なんの面白みもない人間になっていたでしょう。

 

もう手のひらの上でクルクル踊ってたからね。

周りから見たら滑稽だったと思いますよ。

 

 

もちろん、いいところはたくさんあって今でも尊敬しています。

喧嘩なんてしたことないのに、私がいじめられた時

一人で対抗しに行ったことは今でも忘れません。

 

でも仕切りたがる面や、何でも口を出さなくては気がすまない面は

流石にちょっと…と思いますね。

 

 

 

さて、うちにも娘と息子がいますので

娘はお姉ちゃんです。

 

 

こんな姉要素の薄いのほほん母が育てて

そんなお姉ちゃん気質にはならないよねー

 

と思っていた。

 

姉が母にされたような「お姉ちゃんでしょ!」ってな叱り方はしたことがない。

 

 

なのに

 

娘は立派にお姉ちゃんです。

 

もうね、仕切る仕切る。

口出す出す。

遊び方一つとっても「こうじゃない!」って怒り出すんだよ。

 

何このデジャブ。

 

おもちゃなんて好きに遊べば良いと思うんだよ。

おままごとのイチゴをコマにして遊んだって良いじゃない。

それが許せないようで喧嘩になる。

 

 

どちらかと言うと、

娘ものほほんとしたお調子者タイプだと思ってたんだよ。

少なくとも幼稚園入園前後ぐらいはそういうタイプだった。

 

でも最近うちの姉の姿とかぶることがある。

 

第一子長女に生まれたら

お姉ちゃんにならなくてはいけない!

という使命を背負っているとしか思えない。

 

 

長女あるあるとか検索してみると、

大体の長女の人は当てはまるじゃない?

 

それと一緒で「お姉ちゃん」になっていくのかもしれないね。

 

 

私も無口な方だったけど、息子も無口…というか言葉が遅いです。

 

横であんだけお姉ちゃんが代わりに喋ってりゃ

言葉覚える必要も喋る必要もないもんね。

 

 

 

他所のおばちゃん「あらー可愛いわねーお名前は?いくつ?」

 

息子「○…娘「私ね、○○ちゃん!4歳!この子は○○くんでー2歳!」

 

息子「………」

 

 

…そりゃ喋んねーよ(笑)

 

 

 

 

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村